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最近の音楽事情 [music]

*** プロローグ ***

 ブログを始めて8年。
 初めて音楽の話を書く。

 この私が今まで音楽の事を書かなかっただなんてちょっと信じがたいけど。

 でも本当に、今まで公開でも、非公開でも、音楽の話題を中心にしたことってなかったな。その間、夢中になった音楽は、いっぱい、いっぱい、あったのに。
 まあ中には人には言えないものもあるんだが。

 それにしてもだ。
 8年一度もがないと言うのはすごい。
 手書きで日記を書いていた時にはよくあるネタだったのに。
 それくらい音楽は私の生活に深い関係のものだったのに、今では人の歌声なんか聴きたくないと思うようになってしまった。

 にもかかわらず、その音楽の記事を今になって書きたいと言う気持ちが突如として湧いて来たというのもかなり不可解な話ではある。
 なんなんだろうな。単に気が向いたと言うことでいいのかな。
 まあ、好きなようにしたらいいと思う。
 もともと音楽のことを文字にして人に伝えるのは昔から気が進まないと思っていたけど。

 今はその時と言うことで。


***


 最近、久しぶりにAmazonを覗いたら、それももう他に見るとこなくて仕方なく覗いたっていうくらいのもんだったんだけど、私宛のおすすめ商品でオフの”Happy Hour”っていうアルバムのリリースを知った。
 人の声を聞かなくなって(楽曲でという意味)久しいので、そんなニュースを聞いても『ほー、そうかい』って感じだったんだけど、今日またしつこく"Happy Hour"を薦めるメールが来たので、ヒマつぶしにAmazonで洋楽チェックをしてみた。

 Offspring/ "Happy Hour"
 off_happyhour.jpg

 サージェントペパーズを彷彿とさせるアートワークがまず気に入らないんだが。

 オフの新しいアルバムなのかと思ったら、他のバンドが歌ってるトリビュートらしい。なんじゃい。
 しかも、聞けば「来日記念日本限定企画盤」とかいういかにも胡散臭い能書きが付いていて、昔の私だったら絶対に手を出さない類のアルバムだけど、最近ロックとは縁遠くなっていて自信がなくなってるせいか、『知らないバンドの発掘になるかな…』なんて弱気なことを考えてみたりもする。
 そもそも"Happy Hour"って、なんか小馬鹿にしたようなタイトルが気に入らないんだよな。
 買うかどうかは迷わしい。


 Linkin Park/ "A Thousand Sands"
 linkinpark_thousandssands.jpg

 このバンドはデビューの華々しさとは打って変わって今は結構アングラなイメージで、細く長く続いている印象。目立たないけど、好きなことやって生きてけてるって言う印象を受ける。
 オフにくっついておすすめされてたんだけど、今はどんな感じになってるのかなと言う程度に気になる。


 Hoobastank/ "Is This The Day?"
 hoobastank_isthistheday.jpg

 アコースティックバージョンが詰まったアルバムだと言う。うーん、面白くなさそうと思うのは私だけか。こいつらってただでさえ甘々なのに、アコースティックバージョンだなんて、それも2枚組だなんて、私にはとても耐えられそうにない…。
 しかし、そんな甘ったるくていがもたれそうなアルバムをトミー・リーの自宅スタジオで製作したらしい。なんだか、不釣り合いな感じがするんだけど…。まあ、先輩のスタジオ使わせてもらえば費用が浮いていいのかな、と思ったりもして。

 フーバはデビューアルバムが好きだったんだ。"First and Furious"のサントラに何曲か使われてて、それ聞いて気に入って、2ndも買ったけれど、なんつーか、甘ったるいと言うか、アイドルっぽい路線に走ってるなという印象を受けたんで、その後はあまり興味が亡くなってしまった。
 個人的にはもっととんがったロックが好きなんだよね。


 Underworld/ "Barking"
 underworld_barking.jpg

 このアートワークよくない?思わずジャケ買いしてしまいそうだなと思ったよ。
 Underworldはいったい何繋がりでお勧めされていたんだろう。クラブもので入り込んでいたアーティストはこれだけだったんだけど。まあ、前に1枚買ったりしたからな。なんというか、気まぐれで買ったと言うか。それでかな。
 まあ、UnderworldもFatboyslimも、というか、私にとってのクラブミュージック全般に言えることなんだけど、飽きるんだよね。長くって。単調で。繰り返しばかりで。カートで言うところのヴァース・コーラス・ヴァースに慣れちゃってるメリハリ聴いてない長い音楽ってしんどい。なので私の場合、聞き流し専門としてUnderworldは位置づけられている。


 Papa Roach/ "Time for Annihilation on the Record & On the Road"
 papa_timefor.jpg

 このジャケ見てすごいなーと思っちゃった。まだこんなスピリットで音楽続けられてるのかと思って。無理してないかと心配になっちゃうくらいだよ。パパローチはデビューからずっと好きなバンド。なんでこんなに相性がいいのかなと思ったら、ボーカルのジャコビーがFaith No Moreを好きだと知ってなるほどと思った。これは買ってみたいかなー。国内版はこれから発売なのね。
 しかし、どうしたらこんな気持ちをずっと引きずっていられるんだろう。不思議でしょうがない。なんでもそうだと思うんだけど、長いこと生きてたら、途中どっかで心が折れちゃわないかね。私は折れちゃったよ。


 Bad Religion/ "Dissent Of Man"
 ※アートワークがAmazonになかったのでホワイトキャットレーベルで代用
 wcl.jpg

 今のとこ音楽部門欲しいものリストのトップ。デビュー30周年だって。すごいなー。もともとこの人のやる気みたいなのにはずっと圧倒されっぱなしだった。いい年になってからUCLAで経済を学んでなんかいいことあったのかしら。ライブもすごいし。昔、一度だけチッタに観に行ったことがあるけど、その一度で懲りたよ。ありゃ男でなきゃ危険すぎる。けど、無謀だったなとは行ってみたからこそわかったこと。
 オフがアニキと袂を分かって色モノに突き進んだ後、アニキはそのアニキ色を惜しみなく更に濃くしていったように思う。もともと社会批判的な姿勢や思想ではあったけれど、そう歌ってカッコいいっていう人やバンドってほんとに少ないと思うんだけど、レリジョンはそんな通念をものともしないほどガッチガチにカッコいい。まあしかし、どういう訳か、私にとってはアルバムによって当たりはずれの大きいバンドでもあるんだが。
 でも、それでもなぜかレリジョンの新作というニュースに心が躍るのは確かだ。アメリカンパンクの雄は今度どんな音楽を引っ提げてくるのだろう。楽しみ。


 K.T. Tunstall/ "Tiger Suite"
 k.t._tiger.jpg

 こっからは自分で検索して新譜が出てないか調べた人たち。
 K.T. Tunstallは1作目が痛く気に入って、2作目は、あー、かなり質が落ちたという印象だったが、1枚目が異常に売れた人似合ってはよくあること。2枚目は1枚目作った時の余りか?みたいの、よくあるよね。
 今回のに期待したいが、FMかMTVで様子見てからにする。


 Little Birdy/ "Confetti"
 littlebirdy_confetti.jpg

 リトル・バーディは実はもう3枚目のアルバムになると知ってちょっとがっかりした。私はここもう何年も音楽雑誌読むのをやめちゃってるから業界事情はさっぱりなんだけど、読んでても言うほど大事な情報はねーっていうのが最終的な判断で、読まなくなっちゃったんだよね。実際、このバンド取りあげてる音楽雑誌って殆どないと思う。私がこのバンド知ったのはファッション誌の新譜紹介コーナーだったもん。1stは国内盤があったけど、今回は国内盤はないみたいでちょっとかなしい。2ndはどうだったんだろう。Amazonでは見つけられなかったんだけど。
 こればっかりはFMでもMTVでも流さんだろうから、聞きたきゃ買うしかないかなー。やりたくないけど、iTuneで視聴するかな。


 Usher/ "Raymond V Raymond"
 usher_raymond.jpg

 "OMG"のPVを観た。カッコいいよね。
 Usherは初めてステージを観たその時から芝居っ気のあるところが気に入っていたけれど、今もPVを観る限りその姿勢は変わらないようでうれしい。Usherはスターだから出来る、許される「なりきり」を惜しげもなく披露する。普通のアーティストは何気なさを気取って、それをカッコいいと思いこませるような姿勢だけれど、Usherはスターならではのきらびやかさを逆手にとって、そのわざとらしさを狙って作って、作り込んでて、それが一流のアーティストとしての突き抜けた個性になって現れている感じがする。こう言うタイプの人、今あまりいないと思うんだよね。
 そう言えば最近映画には出てないような。まあ、個人的には音楽の仕事にいそしんで欲しいけどね。


 Alicia Keys/ "The Element Of Freedom"
 alicia_element.jpg

 前作にはすごいお世話になった。2年前の今頃、会社の行き帰り、のみならず、仕事中にも聴き倒してた。Alicia Keysはアルバムをもつ前から印象はよかった。グラミー賞のパフォーマンスで何人か他の同年代っぽいアイドルと一緒に歌ってるのを観て、一番声がいいなと思ってた。
 今回のこのアルバムに関しては、事前に何も聞いていないんだけど、どんななんだろう。
 つい最近、彼女の出てる映画を観てちょっとびっくりした。映画出てるって知らなかったもんだから。そうやっていろいろキャリアを積んでより自信を付けたであろう彼女の新しい曲が楽しみ。


*** エピローグ ***

 と、興味のあるものをつらつら書き連ねたが、実際に買って聴くかはかなり怪しい。だって、3か月前に買ったCDが4枚くらいあるんだけど、まだ封も開けてないもんね。気分的にどうしても聴く気になれなくて。
 原因の半分は分かってるんだ。イヤホンで音の悪い音楽を聴くのがやだ。容量のクソちっさいウォークマンを使うのがやだ。まあ、それ以前にもう人の声を聞くのが嫌になってしまって。病気みたいだけど、音楽自体が心底嫌になってしまった訳じゃない。人の声がせず、質のいい音がする音楽なら私に無害などころか、癒す効果がある。
 だから、半年前に買って、まだ部屋の中央で段ボールに入ったままのネットジュークを引っ張り出せるようになったらまずは、クラッシックでも聴いてウォーミングアップするかなと考えている。それも大分先の話になるだろうけれど。もうこの年になってライブもまったく行かなくなっちゃったから別にあわてない。
 若くて情熱のある時は、出会いも大事だったから、質より量って感じで、興味のあるのを片っ端から買い漁っていたけれど、今では無駄によくもない音楽を聞いていたくないから、良質の音源で、まずは人の歌声を聴けなくなるほど病んでしまった心のリハビリをしてから、こう言うのを聴いてきたいな。


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